2026.01.14

USER VOICE

「ROSY CHEEKS CLUB」主宰
メイクアップアーティスト
平松モモコ


色も、香りも、質感も。
選ぶ基準は、誰かの正解ではなく、自分の"心地よい"という感覚。このインタビューは、さまざまな分野で活躍する人たちに、OSAJIのアイテムを実際に使ってもらい、その人らしい"美しさ"と"健やかさ"への向き合い方をうかがいます。

vol.06は、画家として活動するかたわら、メイクアップアーティストとして「ROSY CHEEKS CLUB」を主宰する平松モモコさん。

- Special Interview -

ばら色の頬が、気分をつくる

鏡の前で、頬に色をのせる——。ほんの少しの動きで気分が変わる、その瞬間を大切にしている人がいる。画家として活動するかたわら、メイク会「ROSY CHEEKS CLUB」を主宰する平松モモコさんだ。

「自分が本当に好きなのは、頬をばら色に染めて、唇に色を添えることだと気がついたんです」

個展での作品発表やイラストレーション、似顔絵イベントを重ねるなかで人と向き合い、表情や空気を感じ取りながら制作する時間が、その感覚を少しずつ確かなものにしていった。

「メイク会に来てくださる、お客さまとの会話の中から、絵を描くように、その時の気分やファッション、ライフスタイルにしっくりくるメイクを見つけていく。そのプロセスがとても好きなんです」

一般の方を迎えてのメイク会に、あらかじめ決められた正解は用意しない。その人の雰囲気や言葉に耳を澄ませながら、絵を描くように色を重ねていく。

「普段メイクをしない方も、メイクはするけれど変化が欲しい方も、とにかくリフレッシュしたい方も。いまの自分に合う“ばら色”を一緒に探していきたいと思っています」

Ambivalence

自分のなかに、すっきりと説明できない感情がある
憧れのなかに怖さが潜んでいるとか、
期待と不安が入り混じった状態だとか

内面への旅に向かうとき
相反する要素が共存していることがある
矛盾もそのままに、いちど表に出してみよう

そこに描かれた絵をそのまま眺めてみる
もしかしたら
思いもよらない宝物が眠っているかもしれない

春の色に宿る、両面のニュアンス

今回試した『2026 SPRING MAKEUP COLLECTION』。最初に心惹かれたのは、「Ambivalence ― 両面価値」というテーマと、そのビジュアルだったそう。

「自分が絵を描く時の気持ちに通じる部分があるな、と感じました。春を思わせるパステルカラー、やわらかく光を含むパールの質感。その中に、温かさと冷たさ、強さと繊細さといった、相反する要素が同時に息づいている。その両面を含んだニュアンスカラーのバリエーションが、すてきだなと思いました」

コレクションの中で、特に印象的だったのは、『ニュアンス ソフトエッジィ リップスティック』。薄膜でピタッと密着し、静かな艶を残す。

「むっちりとした保湿力があって、一度塗りでもきれいに発色して、花びらみたいに可憐な唇になれました。メイクを落とした後にもうるおいが続いていて、うれしかったですね」

ニュアンス スキンスケッチ ファンデーション 00』もまた、その仕上がりと手軽さのバランスに驚いたという。

「お肌にすっと滑らせて、指やスポンジでなじませるだけで簡単にきれいに仕上がりました。自然な艶と程よいカバー力があるのに、密閉感がなくて、軽やかなつけ心地が好きです」

その使い心地に心を動かされ、OSAJIの店舗へ。スタッフに使い方を教わりながら、他のカラーや『デュアルレイヤー フィット スポンジ』も購入。

「セットで使ってみると、さらに美しい仕上がりになったんです。重ね方や道具を少し変えるだけで、こんなにも表情が変わるんだって、再び感動しました。これはメイク会のお客さまにもぜひ使っていただきたいと思いました」

そのコンパクトさも気に入り、お直しや旅先に持って行きたくなったそう。

色と会話が、心をほどく

忙しい毎日のなかで、平松さんが「心地よい」と感じる時間は、人との会話の中にある。

「お友達や家族とおしゃべりする時間です。日々いろいろなことがありますが、話してみてはじめて気がつく感情って結構あります。その度に、感じたことを素直に表現する時間は大切だなと思います」

メイクの時間もまた、気持ちを切り替えるための大切なひとときだ。

「なんだか疲れているなと感じる時も、血色感を足すと、この色やっぱり好き、なんかいい感じかもって、それだけで気分が上がるんです」

その日の気分で色を選びたいから、ポーチの中はいつもにぎやか。

「自分の好きな色を顔に塗って生活できるって、なんておもしろくて楽しいんだろうって、毎日感じています」

もともと内側にある感覚や感情を、色によってそっと呼び起こすこと。頬に宿る「ばら色」は、いまの自分を肯定するための、小さな合図なのかもしれません。

Makeup Impression

ニュアンススキンスケッチファンデーション 00』で肌を軽やかに仕上げます。チークとして『ニュアンスビームスティック EX06〈紋章〉』を、頬の中央から横長に、斜め上へとなじませます。ハイライトには『ニュアンスビームスティック EX05〈音速〉』を、頬の高いところと鼻根、鼻根横にのせます。唇には『ニュアンスソフトエッジィリップスティック 01〈ハープシコード〉』を全体に薄く伸ばし、指でぼかしてから中央に重ねづけし、奥行きを出します。目元は『ニュアンスアイシャドウデュオ EX03〈隠し扉〉』のサンセットオレンジを上まぶたに淡く、下まぶたには少し濃いめにのせます。さらにスパークルグレージュを、上まぶたと下まぶたの中央に重ねます。仕上げに、ふんわりした目元を少し引き締めるため、ブラックの『ニュアンスボリュームマスカラ 08〈瞳の奥〉』を塗りました。

PROFILE

平松モモコ

メイクアップアーティスト
「ROSY CHEEKS CLUB」主宰

個展で絵の作品発表、書籍等の挿絵も手がけるほか、絵を描くように一人ひとりの「ばら色」の頬を再現するメイクイベントを開催、2020年からPodcast「朝起きてすぐ録るラジオ」も更新中

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about OSAJI

OSAJIのものづくりの原点には、
あるひとりの女性の存在があります。
それは、ブランドディレクター 茂田正和の母。

彼女はとある日、交通事故に遭い、
その精神的ストレスから突然肌トラブルを起こし、
それまで使っていた植物由来の化粧品が
全く使えなくなってしまいました。

石油由来物を嫌い、
植物由来物のみでできた化粧品を愛用していたのに、
どうして肌が拒否反応を示したのか?
“食べても大丈夫” な成分でも、
肌にとってはそうとは限らないのでは?

その問いを出発点に、茂田は皮膚科学と独学で学び、
母のためだけに化粧品づくりをスタートさせました。

始まりは、自宅のキッチン。

研究と試行錯誤を何度も重ね、
ようやく生まれたのが「OSAJI」の原点です。

たったひとりの、大切な人“母 のために。

その想いから始まったブランドだからこそ、
OSAJIは今も「肌にそっと寄り添いたい」と願い、
ものづくりを続けています。

OSAJI Journalは、健やかで美しい皮膚を保つためのライフスタイルをデザインするスキンケアブランドOSAJIのWEBマガジン。

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美容とはなんでしょう。 歳月を重ねるごとに「ありたい自分」と「見られたい自分」を近づけ、その人らしい魅力を増していく ための所作。生きることを楽しむ感性を、呼び起こすヒントをここで。

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